ファン・ビンビンに「脱税」で146億円の支払いを命じた

  

中国の税務当局は、トップ女優のファン・ビンビンさんと、ファンさんの会社が脱税したと認定し、追徴課税と罰金、あわせて146億円相当の支払いを命じた。

ファン・ビンビンは今年5月以降、表舞台から姿を消していた。中国国営新華社通信は3日の報道では、国税当局の調査結果、ファン・ビンビンと関連企業が計約1億4000万元(約23億1700万円)を脱税したと伝えた。追徴課税と罰金、あわせて146億円相当の支払いを命じたという。

ファン・ビンビンはSNSに通じて、3日に発表した謝罪文で、「自分がしたことを深く恥じ入る」「心から皆様におわび申し上げる」などとした上で、「税務当局の処罰決定を完全に受け入れ、決定に基づいて、あらゆる困難を全力で克服して資金を調達し、罰金と追徴課税金を納める」とした。

中国のある弁護士によると、ファン・ビンビンに対する処罰が重い処分ではない。確かに過去の女優の例と比較すると、女優リウ・シャオチン(劉暁慶)は02年に巨額脱税(約1460万元)で422日間服役したという。